効果的な暗記術とは

記憶術と歴史

記憶術は古代ギリシャのシモニデスが基礎を築きましたが、歴史を調べると驚くほどの記憶術を誇る偉人は他にも居ると言われています。

 

シモニデスと同じ古代ギリシャにはキケロが原稿無しで長時間の演説を行ったとする言い伝えがあります。

 

BC106〜BC43年生きたキケロは、哲学者であり弁論家でもありました。

 

原稿なしで3時間にも及ぶ大演説を行ってのですが、話はなんと原稿とそっくり同じだったそうです。

 

後に「弁論家について」という記憶術に関する書籍を遺しています。

 

当時は教養の深さが権力を掴む近道とも考えられていた様で、記憶力の高さを競っていた時代背景にも関連していると言えるでしょう。

 

記憶術はその後伝えていく中でとても大きな影響を与えたのではないでしょうか。

 

日本ではどうだったかというと、記憶術を独自に身に付けたと考えられているのが、稗田阿礼(ひえたのあれ)という人物です。

 

古事記の編纂者として知られていますが、一度見聞きしたことは忘れることがないと言われるほどに物覚えが良く、皇室の系譜を記した「帝紀」や各氏族の歴史書「旧辞」を暗誦していたと言われているのです。

 

近代になると、記憶術の本が多く出版されました。

 

その頃に名を知られた人物が和田守菊次郎です。

 

記憶術の実演会を開いて、100人が言った単語を全部覚えたそうで、「和田守式記憶法」を編み出しました。

 

また、井上円了は現在の記憶術考案に大きな影響を与えたとされており、古代ギリシャの流れを汲むヨーロッパの記憶術から「記憶術講義」という本を出版しています。

 

記憶術は長い歴史の中で磨かれた人類の優れた知恵といえるでしょう。

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